用語集

■(ファンタジー世界における)生き物(人間)の設定■
●種族のヒエラルキー
〈貴種〉……竜、麒麟。方角神としての青馬≪しょうば≫、朱雀、白虎、玄武。異鬼(王魔)など、霊獣族と古族。
〈亜種〉……貴種からの亜種、の意。吸血鬼や人狼(変身種)など、強い力を持つ種族。頑丈で長命だが数は少ない。また、特殊な動物(グリフォンなど)もここに入る。
〈派種〉……貴種から派生した種、の意。亜種のような特殊能力はないが、数が多く、社会を形成して発展している。
●種族の性別
基本的に両性具有。体は、胸と生殖器がなく、ほぼ無性体。生殖は鳥と類似。
●呼称
二人称代名詞は全て「彼」。親は「み」、敬称は「御親(おみ)」「御親上」。親の内、産んだ側は産・産親(どちらも読みは《うみ》、精を提供した側は与(あたえ)・与親(よみ)。兄には「姉」の、弟には「妹」の意味もあります(した)ので、「兄弟」で統一。親の兄弟は伯氏、叔氏(おじ)。甥・姪は「姪(てつ)」。この一文字で、昔はどちらも表したそうなので。
※また口調は様々ですが、性別を表すものではありません。強いて云うなら、一人方言のようなものだと思って貰えるといいかも知れません。

■ハンター(狩人)
●FT版:人界では異端とされた能力者達が、自らを人間社会に位置付けるために(始めた/生業とする)職業。人間社会に害をなす魔物、妖物、罪人を追い、場合に応じては狩り落とす。最も過酷な職業の一つに数えられる。発祥は西方。狩人協会が一元管理をしており、本部は西の国・神鳥(カトリ)、首都・西祥(スザキ)。
現在は能力者、術者以外の者も、多くその職責を担っている。
●現代版:賞金を懸けられた犯罪者を捕まえる、賞金稼ぎ。標的を確保し、然るべき司法組織に引き渡すのが職務。基本的に、殺害は認められていない。警察の補完機構的な色合いが強い。ハンター試験は難関だが、最終的には民間人扱いとなるため、日本では武器使用も認められない。生活の保証もなく、シビアな職業。
管理組織はUHO(Universal Hunter Organization)。一般・平刑事にはあまり知られていないが、役職持ちに云えば大体話は通る。日本では、各県警の外部共助課(架空)が窓口を務める。
●ハンター許可証(ライセンス):ネームタグ型。表に、協会/UHOのロゴとIDバーコード(暗号化済)。裏は、親指の指紋と網膜の照合機が組み込まれている。合致すると赤く光る。